FUCHSコンプライアンス管理体制
グローバルに様々な分野で事業を展開する潤滑剤メーカーグループであるFUCHS は、常に他社との競合に晒されています。さらに私たちは、制限のない競争に直面しています。私たちは公平に競争することが誠実性および事業発展をもたらす基盤であると捉え、これにより市場への新たなチャンスと開拓機会を掴むことができると考えています。
このため、FUCHSの社員一人ひとりが適用される法規制および行動規範に従う責任を負っています。経営陣および社員は、例外なく業務活動の範囲内で超国家的または地域的法規制に関わらず、適用される各法律、指針、社会的基準を厳守しなければなりません。不法行為は、企業イメージを損なう危険を伴い、市場における弊社の立場を弱体化させ、弊社に経済的な損害を招きます。
FUCHS は、2004年にその他の規範のほか、公正競争、透明性、誠実性の原則を定める行動規範を策定しました。コーポレートガバナンスおよびコンプライアンスは、取締役会が直接関与します。FUCHS のコンプライアンス管理体制は、全世界の社員をサポートおよび助言するチーフ・コンプライアンス・オフィサーおよびコンプライアンス組織で構成されています。各国に1名のコンプライアンス・オフィサーが指定されています。
2012年に新たに策定された行動規範、および特に汚職防止、公正競争に関するコンプライアンスの最も重要な領域を定める方針は、常に各社員の行動が法律および倫理原則を順守することを保証するための法的拘束力のある行動枠組みです。この取組みは、情報およびトレーニング対策、コンプライアンス規則違反に関する徹底した分析および制裁、コンプライアンス・ホットライン、定期的なコンプライアンス・レポートの作成、専任のコンプライアンス監査により強化されています。
FUCHSコンプライアンス・コミュニケーション
FUCHS は、2014年9月15日以降FUCHSコンプライアンス・コミュニケーションと呼ばれるインターネットベースのレポートシステムを開設しました。このシステムは、サービスプロバイダーであるBusiness Keeper AG社が提供する、最高レベルのITセキュリティ基準が適用され、標準化されたソリューションをベースとして作成されています。ユーザーは、このシステムで所見を詳細に報告し、コンプライアンス・オフィサーと対話を行うことができます。ユーザーの希望に応じて、完全に匿名で全プロセスを処理することができます。
ユーザーには、FUCHSは個人データを一切記録しないことを保証されます。ウェブに統合されているこのレポートシステムには、トレーサビリティを保護するため、ハイパーリンクは設けられていません。FUCHSコンプライアンス・コミュニケーション・システムにアクセスするには、次のインターネットアドレス(URL)をウェブブラウザにコピーしてください:
https://www.bkms-system.net/FUCHS-Compliance-Communication